旅行や出張の必需品であるスーツケース・キャリーケースは、ビジネス向けからおしゃれなデザインまで多種多様な商品が揃っています。RIMOWA、ace.、サムソナイト、イノベーター、アメリカンツーリスターなどの人気ブランドもあり、サイズや容量も様々で、選ぶ際に悩むことも多いでしょう。
このガイドでは、スーツケース・キャリーケースを選ぶ上での重要なポイントと、長く使うためのヒントをご紹介します。
スーツケースとキャリーケースの違いは?
現代において、「キャリーケース(キャリーバッグ)」と「スーツケース」は実質的に同じものとして扱われており、呼び名が異なるだけで大きな違いはありません。もともとスーツケースはビジネスシーンで衣類をきれいに収納するために使われ、キャリーケースは重い荷物を楽に運ぶための車輪とハンドルが付いたものでした。しかし、キャスター付きが便利なため、多くのスーツケースにキャスターが取り付けられた結果、両者の違いはほぼなくなりました。
最近のスーツケースは、ドリンクホルダーやスマホスタンド、充電機能など、付属品の充実や多機能性がトレンドとなっています。特にドリンクホルダーは、日傘置きとしても活用できるため、女性に人気が高い傾向があるようです。
スーツケース・キャリーケースの選び方:5つのポイント
スーツケース・キャリーケースを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
1. 宿泊数に応じて容量を選ぼう!目安は「1泊=10L」
スーツケースの適切なサイズを選ぶには、「1泊分の荷物量=約10L」 を目安とすると良いでしょう。これは、衣類、洗面用品、その他の基本アイテムを想定した容量です。
- Sサイズ(機内持ち込みサイズ): 20〜40L程度。1泊2日や2泊3日などの短期旅行に適しています。
- Mサイズ: 41〜80L程度(一般的に約60L前後)。3泊4日から1週間程度の中期旅行に便利です。
- Lサイズ(大型): 81L以上(一般的に90〜100L)。1週間以上の長期旅行や海外旅行に必須です。
ただし、これはあくまで目安であり、荷物の量や旅行の目的によって適したサイズは変わります。
2. 2泊3日程度の小旅行なら、機内持ち込み可能なSサイズを選ぼう
2泊3日程度の旅行には、26〜40LほどのSサイズのスーツケースが最適です。このサイズは多くの場合、機内持ち込みが可能であるため、預け荷物を待つ手間が省け、到着後すぐに旅を始められるというメリットがあります。特に短期間の旅行では、移動の効率性が重要になるため、手荷物として機内へ持ち込めるサイズを選ぶのがおすすめです。
ただし、機内持ち込み可能なサイズは航空会社によって異なるため、出発前に必ず確認が必要です。特にLCC(格安航空会社)は、通常の航空会社よりもサイズや重量の規定が厳しいことが多いため注意しましょう。
- 一般的な国内線の機内持ち込みサイズ目安: 高さ55cm、横幅40cm、奥行き25cm、3辺の合計が115cm以内。
- LCCの場合: 奥行きが23cmに制限される場合もあります。
また、PCを持ち運ぶことが多い人には、フロントオープンタイプのスーツケースがおすすめです。スーツケースを立てたままPCや書類、小物を簡単に取り出せるため、ビジネス出張や旅先でのPC作業が必要な場合に非常に便利です。
3. 3泊4日程度の中期旅行用には、Mサイズのスーツケースがあると便利!
Mサイズのスーツケースは、一般的に60L前後の容量で、3泊4日や4泊5日など1週間以内の中期旅行にぴったりです。衣類や日用品に加え、お土産やレジャー用品もしっかり収納できるため、旅行中に荷物のスペースを気にすることなく過ごせます。修学旅行や卒業旅行にもおすすめです。
2泊3日程度の短期旅行でも、子どもや家族の荷物を一緒に詰めたい場合にはMサイズが活躍します。Mサイズの購入時は、荷物の量に合わせて容量を調整できる拡張機能付きのスーツケースを検討すると良いでしょう。
4. 1週間以上の長期旅行には大型スーツケースが必須
海外などに1週間以上の長期旅行に行く場合は、90〜100Lの大型スーツケースが必須アイテムです。この容量であれば、必要な衣類や日用品だけでなく、使い慣れた雑貨、靴、本、食料品など、「これがあると便利」というアイテムまで余裕を持って詰め込めます。ビジネス出張や留学、多目的な旅行には、少し大きめの90〜100Lが安心です。
数か月にわたる長期滞在では、100L以上の超大型スーツケースが活躍します。冬物のコートやお気に入りの靴、日本からのお土産なども詰められるため、海外生活がより充実します。なお、単発の旅行や出張で今後あまり使う機会がない場合は、スーツケースをレンタルするのも一つの手です。レンタルは、必要な時だけ使えて、管理の手間もかからないため、旅行頻度が低い方や収納スペースがない方におすすめです。
5. ボディの素材は主に3種類。迷ったらハード・ファスナータイプを
スーツケースのボディ素材は、「ハード・ファスナータイプ」「ハード・フレームタイプ」「ソフトタイプ」の3つに大きく分けられます。迷った場合は、耐久性と扱いやすさの両方を兼ね備えた「ハード・ファスナータイプ」を選ぶのがおすすめです。
- ハード・ファスナータイプ:
- 特徴: つなぎ目がファスナーで布製。
- メリット: クッション性がありボディが割れにくい。開閉が簡単で扱いやすい。
- デメリット: 防犯面ではフレームタイプに劣る。
- 例: Innovator INV50, KURUKURU MAIMO STAND U, BERMAS 60550, Innovator INV155, LEGEND WALKER EARTH 5512-57, SAMSONITE ミンター スピナー61 エキスパンダブル, LEGEND WALKER BLUE WHALE 5525-69, LOJEL Cubo Fit, FREQUENTER 4輪キャリーケース 1-253-68。
- ハード・フレームタイプ:
- 特徴: つなぎ目にクッションがなく、外部からの衝撃でボディが割れやすい。
- メリット: 防犯性が高い。
- デメリット: 重さがデメリット。
- ソフトタイプ(布製):
- 特徴: 布製。
- メリット: 軽量で持ち運びやすい。
- デメリット: 防犯性にやや不安が残る。
- 適した使用例: 国内旅行や荷物を常に手元に置いておける場面。
アメリカ渡航には、TSロック(旧:TSAロック)付きのものが必須です。TSロックは、アメリカ運輸保安局が承認した特殊なカギで、空港職員が荷物を検査する際にスーツケースを破壊せずに開けられる仕組みです。これがないと検査の際にロックを壊される可能性があります。現在販売されているほとんどのスーツケースにはTSロックが標準装備されており、赤いひし形または赤い松明の印が目印です。
デザイン・品質にこだわったイタリア製スーツケース通販サイト【LDUVIN】
「機内持ち込み」or「航空会社に預ける」それぞれのメリットは?
旅行のスタイルに合わせて、スーツケースを機内に持ち込むか、航空会社に預けるかを選ぶことができます。
- 機内持ち込みのメリット:
- 破損やロストバゲージのリスクが少ない: 自分で管理するため、荷物が乱暴に扱われたり紛失したりする心配が少ないです。
- 時間の節約: 着陸後、ベルトコンベアで荷物を待つ必要がなく、スムーズに空港を出発できます。
- 航空会社に預けるメリット:
- 大容量の荷物を運べる: 機内持ち込みよりも大きなサイズのスーツケースを無料で預けられるため、家族の荷物をまとめたり、お土産を多く持ち帰ったりできます。
- 空港内を身軽に移動できる: チェックイン時に預けられるため、その後は空港内を身軽に移動できます。
自分にとってメリットが大きいと感じるサイズのスーツケースを選ぶことで、旅行中のストレスを減らすことができます。
スーツケースの寿命が短くなる?避けるべき使用例5選
どんなに良いスーツケースを購入しても、扱い方や管理方法によってはすぐに壊れて寿命が短くなる可能性があります。日常生活でやりがちなNG使用例を下記にまとめました。
- 伸縮ハンドルを掴んで持ち上げる: 電車から降りる際や階段を上る際に、伸縮式のハンドルを掴んで持ち上げてしまいがちですが、耐久性は高くありません。備え付けの持ち手を掴むようにしましょう。
- ファスナーを開け切らないまま無理やり開ける: 急いでいる時にやりがちですが、ファスナーを完全に開けずに無理にスーツケースを開くと、ファスナーが破損する原因になります。特にフロントオープン部分のファスナーは修理不可能な場合があり、買い替えになる可能性もあるため、ファスナーを確実に開け切ってから開閉してください。
- ファスナーを斜めや上方向に引っ張る: ファスナーを開く際は、水平に引っ張るようにしましょう。斜めや上方向に引っ張ると破損に繋がります。
- タイヤに髪の毛などが絡まったまま使用する: キャスターに髪の毛やゴミが絡まったまま使用すると、タイヤの回転が悪化し、最悪の場合タイヤが壊れることがあります。異物が挟まった際はすぐに取り除き、回転がスムーズでない場合は油を注すなどのメンテナンスをすれば長持ちします。
- 長期間保管したまま使わない: 長期間使わずに保管しておくと、タイヤや持ち手などのゴムパーツが劣化し、使用時に割れる可能性(加水分解)があります。壊れると修理に時間がかかるため、使用の1か月ほど前にコンディションを確認しておきましょう。使う機会が少ない場合は、市販のゴム劣化防止スプレーを1か月に一度吹きかけるのも有効です。
スーツケース・キャリーケースのおすすめ人気ランキング
1. 機内持ち込みスーツケースのおすすめ人気ランキング
2泊3日程度の旅行に最適なSサイズのスーツケースのランキングです。
- 1位: トリオ | Innovator | スーツケース | INV50
- おすすめスコア: 4.53
- 特徴: 北欧デザインの万能フロントオープンタイプで、操作しやすく耐水性が高い点が評価されています。小回りが利き、キャスターが非常に静か(65.32dB)で、加水分解対応キャスターや外付けバー設計により耐久性も高いです。ただし、グリップはクッション性がなく、収納量が限られる点が挙げられます。
- 最安価格: 23,508円
- 2位: KURUKURU | MAIMO | STAND U
- おすすめスコア: 4.35
- 特徴: キャスターの静音性(64.88dB)と軽快な走行性能が自慢で、フロントオープン構造により荷物の出し入れがしやすい実用的なモデルです。PC100%素材で軽量性と耐久性も両立しています。耐水性ではチャック横の布部分から若干浸水する傾向があるため、注意が必要です。
- 最安価格: 19,782円(Amazonでタイムセール中)
- 3位: 衣川産業 | BERMAS | スーツケース | 60550
- おすすめスコア: 4.34
- 特徴: 本体一体型フロントオープン構造を採用し、荷物の整理や出し入れのしやすさが重視されています。PC100%素材で耐久性が高く、操作性も評価されています。ただし、静音性は70.84dBとやや大きく、耐水性では下部が濡れる結果が出ています。
- 最安価格: 23,980円
2. Mサイズのスーツケースのおすすめ人気ランキング
3泊4日から1週間以内の中期旅行に最適なMサイズのスーツケースのランキングです。
- 1位: トリオ | Innovator | スーツケース | INV155
- おすすめスコア: 4.47
- 特徴: 全ての検証で良い結果を残し、機能性と使い勝手のバランスが取れた商品です。底に凹みがあり耐久性が高く、耐水性も良好です。フロントオープンで立てたままPCなどの大きなものも出し入れしやすいのが利点です。走行音は平均55.38dBと静音性も十分です。
- 最安価格: 23,980円
- 2位: ティーアンドエス | LEGEND WALKER | EARTH | 5512-57
- おすすめスコア: 4.37
- 特徴: 2万円以下で購入でき、耐水性の高さが最も評価されています。操作性や持ち上げた際の負担の少なさも良好で、拡張機能付きで荷物が増えた際にも対応できます。走行音は平均54.18dBと問題なく使用できるレベルです。
- 最安価格: 12,936円
- 3位: SAMSONITE | ミンター スピナー61 エキスパンダブル
- おすすめスコア: 4.35
- 特徴: 高品質なものを長く使いたい人におすすめで、ポリカーボネート100%で割れにくく、耐久性・耐水性が非常に優れています。キャスターの動きもスムーズで操作性が良好です。走行音が平均58.30dBとやや大きい点や、持ち上げた際に重さを感じやすい点が挙げられます。
- 最安価格: 38,182円(Amazonでタイムセール中)
3. 大型スーツケースのおすすめ人気ランキング
1週間以上の長期旅行や海外渡航に必須の大型スーツケースのランキングです。
- 1位: ティーアンドエス | LEGEND WALKER | BLUE WHALE | 5525-69
- おすすめスコア: 4.51
- 特徴: 拡張機能と横開きのフロントオープン構造を備え、狭い場所でもスムーズに荷物を取り出せます。操作性が高く、キャスター音は63.02dBと静音性にも優れ、拡張した状態でも浸水しない高い耐水性を両立しています。
- 最安価格: 28,500円(Amazonでタイムセール中)
- 2位: LOJEL | Cubo Fit
- おすすめスコア: 4.49
- 特徴: 特徴的なフラットトップ構造により、限られたスペースでも開閉可能です。PC100%素材かつリブ構造で耐久性に優れ、加水分解対応キャスターなど構造面でも安心感があります。静音性も65.88dBで、耐水性も万全です。
- 最安価格: 69,300円
- 3位: エンドー鞄 | FREQUENTER | 4輪キャリーケース | 1-253-68
- おすすめスコア: 4.45
- 特徴: 特許取得の静粛キャスター(59.84dB)が強みで、高い静音性を誇ります。PC100%素材で耐久性が高く、防水性も信頼できます。大型モデルながら重量約4.4kgと軽量です。
- 最安価格: 33,000円
このガイドが、あなたの次の旅行や出張にぴったりのスーツケースを見つける手助けとなれば幸いです。













コメント